エクステリア・外構工事を土木業者に頼む

土木業者

工事をする業者はたくさんあるけど、それぞれどんな仕事を主としてるのか?こんな疑問を持つ方は少なくないと思える。

ここでは、一般的に土木屋さんと言われる土木業者について説明する。

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土木業者ができること

大規模工事が得意な土木業者

◯◯土木、△△土木といったトラックを、工事現場で見かけることがあるだろう。一般的には大きな現場で見かけることができる。

例えば宅地の造成。高低差があるような広い現場で、コンクリートの擁壁を建てて土を留め分譲する。公共工事の場合は、土砂を留めるために間知ブロック積んだり、道路工事を行う。ゼネコンが請負う民間工事などでは、土の堀取りから土台となる部分を作る。土木業者は、これら大規模なコンクリート工事などが得意な業者である。

個人住宅に関わる工事では、先に挙げた宅地造成が主になる。住宅の下にコンクリートで地下駐車場を作りたい場合。坂道沿いの土地のために擁壁による立ち上がりが必要な場合。これらは土木業者の活躍の場となる。弁当に例えると、弁当の容器を作ることが土木業者の仕事といえるだろう。おかずや盛り付けなどの中身ではなく、それらを入れる枠組みを作ると考えて欲しい。

枠組みを作ることと、中身を作ることは違う

上記で弁当に例えたが、弁当容器を作る業者と弁当の中身を盛りつけて販売する業者が違うことは、どなたもお分かりであろう。工事においても同じである。

新築工事の例)①宅地を造成し、擁壁を施工する(土木業者)→②建物を建築する(建築業者)→③外構を施工する(外構業者)→④作庭を施す(造園業者)

といった流れで工事が進捗する。業者によっては、外構工事を受け付けてくれる土木業者があるかもしれない。

しかし、大型の工事を得意とする土木業者は、細かい作業の多い外構工事を不得意とすることが多い。土木業者は、出来上がった図面に対しての施工が一般的だ。B to Bのビジネスである。エンドユーザーが必要とする、製図技術や樹木の知識が乏しいことが多い。

個人邸のエクステリア・外構工事ガーデン(庭)・造園工事を考えた場合、土木業者が高い顧客満足度を得られるとは考え難い。

→業者選びの知識

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