クローズド外構(エクステリア)とは

クローズド外構

「外構」と、ひとことで言っても様々なデザインの基本がある。そして、この外構(エクステリア)デザインで、防犯性やデザイン性だけでなく、予算も大きく変化してくる。

ここでは、クローズド外構(エクステリア)について考えていきたい。

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クローズド外構(エクステリア)って何だろう?

最も歴史の長い従来の外構スタイル

クローズド外構(エクステリア)とは、文字通り閉じられた外構スタイルである。敷地境界ぎりぎりに壁が建ち、門柱には門扉が設置されている。フェンスや樹木で敷地内はほとんど見えない状態の住宅も少なくない。ちょと前までは、ほとんどの家庭がこのスタイルの外構であった。壁に囲まれた住宅の様子は、ほとんどの方が想像することができるだろう。

日本の住宅では、壁を建て、門扉を設けることで第三者の侵入を防いでいた。しかし、住宅や住環境の変化によって、外構の考え方も変化してきたのである。その理由には以下のものが考えられる。

①特に都市部では、広い土地は分譲され、建売住宅が増加した。
②住宅の洋風化によって、外構デザインにも変化が生じた。
③分譲地の住環境から防犯への考え方が変化した。

①によって、敷地が狭くなった。その結果 、物理的に門扉や壁を建てることが難しくなったことがある。また、建売住宅では住宅以外の費用をなるべく抑えるため、構造物やエクステリア資材を最小限にすることが多くなったのである。

②は、住宅にトレンドや各メーカーのカラーが現れ始めたことによって生じた変化である。アーリーアメリカン調や北欧調の輸入住宅、洋風やモダン調の注文住宅の登場によって、住宅に合わせたエクステリアが好まれるようになった。住宅の明るいイメージやスタイリッシュな印象を崩さないために、住宅を引き立たせるデザインが考えられるようになったのである。

③は、住宅が集合する地域において、お互いの敷地内を見えるようにすることで防犯効果を高めようという考え方である。その際、高い壁が必要とされなくなり、見通しの良い外構が好まれるようになったのである。

以上のような時代の流れによって、オープン外構やセミクローズド外構といったスタイルが、従来のクローズド外構(エクステリア)に加わったと考えられる。

しかし、クローズド外構が古いスタイルと理解することは間違いである。現在、LIXILや三協アルミ、YKKAPといった大手アルミメーカーから様々な商品を開発されている。そして、これら大手が力を入れるクローズドエクステリアの商品は、最もスタイリッシュなエクステリアといえる。スタイリッシュなカーポートに、スタイリッシュなカーゲート、それらとデザインを統一した門扉やフェンス。モダンエクステリアのトータルデザインが可能になっているのが、クローズド外構(エクステリア)である。

クローズド外構は価格が高いといわれる?

一般的に、クローズド外構は高価になるといわれている。その理由は、門柱や門扉、袖壁、カーゲート、フェンスなどの構造物やエクステリア資材が増えるからである。単純に、作るものや使用する材料が増える分、その材料費と施工費が増すということだ。

オープン外構でも、使用材料にこだわればそれに伴った金額が増加する。クローズド外構も、使用材料の選び方でそれなりの価格に押さえることはできる。したがって、一概には高価とは言えないが、ベースとなる金額はオープン外構に比べて高価にはなる。コンクリートを打設しただけのオープン外構と比べると、圧倒的にボリュームが違うので価格が高いのは一目瞭然だろう。

クローズド外構は、予算をしっかりと考える必要がある。その分、ポジティブな要素が非常に多いことも事実だ。まず、門扉や外壁、フェンスがしっかりと存在することでいたずらな侵入を防ぐことができる。また、カーゲートを設置すれば前面道路で車のすれ違いなどが生じた時も、敷地内に車が乗り入れることはない。お庭のあるご自宅では、バーベキューやティースペースを作ってご家族やご友人だけの憩いの空間を作ることも可能だ。洗濯物干しや家庭菜園なども、周囲の目を気にせずに行うことができる。

そして最も差が現れるのが、外構のクオリティや豪華さである。構造物の少ないオープン外構と比較すると、デザイン性や空間づくりを重視して設計・施工が可能になる。メインツリーなどの樹木の配置、花壇スペース、光の演出など夢の広がる外構プランを楽しむことができる。

住宅購入と同じく、外構工事もほとんどの方が一生に1回の買い物である。どのようなライフスタイルを送りたいか。必要な物は何か。など住宅と同様にじっくりと時間を掛けて検討していただきたい。

エクステリアの知識

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